歳の大市
慶安3年(1650)の町立てと共に、2と7のつく日に市が許されて以来、本年は丁度360年を迎える。
朝市は4月から12月まで続けられ、毎年最後の12月27日には、「歳の大市」が開かれている。
その日は、うすやきねをはじめ正月用品、野菜、鮮魚、切花など200余りの店が道路一杯に並び、終日近郷近在の多くの人で賑わう。
土地の風土に育まれた「市」には、「土の香り」と素朴な人情が感じられ、福野の年末の風物詩となっている。
守り伝えられた「市」の歴史にちなみ、まちおこし事業によって人が集まり催しが楽しい「市の里」としてますます盛んになっている。
開催日時:12月27日 場所:中心市街地